ハーフ社会保健士のお役立ち図書館

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仕事が見つからない

無事に専門学校卒業したが、社会に出て一番初めに困ったのは世の中には何の仕事があって、 何がやりたいのかわからなかった。

 

学校卒業間際に先生から就職の指南や学校に 企業から求人が来ている物を見たが、どれもやりたいものもなく、興味がわかなかった。

 

今を振り返ってみると、興味がなかったのではなく自分自身の知識の無さから仕事のイメージが出来なかったのか正直なところである。

 

こうして学校を卒業してもしばらくフリーターを続けたが、 同級生は大手企業や自分のやりたいことをやってるように見えて、とても輝いて見えた。

 

当時大手企業に入った同級生に聞いたら、TOEICで900点や学生時に企業研究をしっかりしており、将来自分がやりたい仕事イメージできたと言っていた。

 

この時、 考えの甘さに嫌になったのを今でも覚えている。しかし、現実は時間を巻き戻せるわけでもなく未来に進んでいくしかない。

 

少しでも自分を変えるためにフルタイムの仕事を探したが、当時は工場勤務しか見つからなかった。とりあえず、工場勤務でもいいので自宅近くの会社に就職した。

 

この工場は自動車部品を扱う工場で大手自動車メーカーの下請け会社の大元で従業員は500名以上おり常に忙しい状態であった。私自身もこちらで四年ほど働いていた。

 

実際に働いてみると単純作業だかとても奥深い仕事で、私自身もコツコツと仕事をするのが好きで、 とても性に合っていた。気がつけば四年ほど経ち、ずっとこのまま働いて行くのかなと考えていた。

 

しかし、現実とは残酷なもので私自身の思い虚しく、2009年にリーマンショックが起き、会社では早期退職制度を募集し、事業縮小やワークシェアリングで徐々に人が減り、 会社に出社しても朝から掃除だけの日々など続いていた。

 

こうした現状から、いつ業績は回復するのかも不透明であるし、 また職場内は週ごとに一人また一人と従業員が減っていき、みんなも自分自身を守るために、同僚とは話さずにギクシャクしていた。

 

最終的に私も早期退職制度に応募し退職した。しかし、これからが本当の地獄の始まりであった。

 

退職後は地獄のスタートに続く→